2016年8月26日金曜日

2016/08/26 直江津集合① 知多半島→滑川

FBでとある人が直江津集合の投稿を去年見て「これやりたい!」と思ったので、今年は春先くらいから職場で「こういうのがあってね~8月の最終土曜日にね~」みたいなそれとない話をしていたおかげで無事連休取得に成功!

というわけで直江津・船見公園に集合すべく、例のごとく0時に自宅を出発(ちょっとフライングだったけど)、一日目は滑川を目指しました。






実はこのルート、富山県庄川に降りるまでは一昨年に走っています。
なので、庄川まではルートに迷うという観点では気楽でした。
名古屋市街は堀川沿いを北上して名古屋城の脇を通り、庄内緑地公園から小田井へ抜けました。

後はひたすら県道を北上。途中江南にて最初のコンビニストップ[02:03]を挟み、愛岐大橋にて岐阜県へ突入。[02:07]


各務原でクランク状に進んで北上するのですが、最初に曲がるポイントを間違えてバイパスに入り込んでしまい、最初の信号で脱出して予定ルートに戻りました。

5月と8月では夜明けの時間がかなり違い、今回は道の駅「美濃にわか茶屋」での休憩時点[03:38]
では真っ暗。水分補給して出発。


長良川沿いに入り自宅から100km地点を過ぎた段階でも夜明けを迎えず、かなり寂しい思いをしながら夜明けを待ちつつ黙々と走ります。

景色が綺麗なのにな~と思いながら走り続けていると郡上あたりで夜が明けました。R256との分岐点にかかる橋にて記念撮影。[04:55]

郡上大和の井戸にてボトルに水を補給し、白鳥まで淡々と走り続けます。途中白鳥ICの交差点でアプローチ道路に見とれていたらガードレールに接触、幸いバーテープが切れただけで済みましたが、注意力が切れてきたので白鳥のコンビニにて朝ご飯にしました[06:24]


道の駅白鳥に水船があった記憶があり、冷たい水で顔を洗っていこうと寄ったのですが、水船がなくなっていました(T^T) なぜか近所のおじさんとお話しをすることになり、時間だけロスして再出発。

今回は道の駅「大日岳」での大休止を含む3回の脚付きにてどうにか登り切りました。10km程の斜度きつめの坂はもっとも苦手とするところ、本領発揮です!



頂上は分水嶺公園になっていて、水場のあっちとこっちで流れ込む海が変わるんだよ~というモニュメントがあります。わかりやすい[08:21]

家族連れの写真など撮ってやり出発。

下りは気持ちが良いので写真を撮らずに進みました。「飛騨」ナンバーのダンプは教育が行き届いているのか距離を開けて抜いてくれる車が殆どで、むしろ県外ナンバーのマイカー(特に関東平野部)がスレスレを抜いていくので怖いです。

という訳で気持ちよく御母衣ダムにかかる最初の橋「岩瀬橋」までやってきました。[08:53]
今年は超渇水で底が丸見えです。大丈夫かいな。


程なくして荘川桜に到着。[09:04]


いつ見ても枝ぶりの見事な巨木です。ダムの底など覗いてみたら、かつて往来があったであろう橋が見えました。とにかく渇水。

前回は周辺が大掛かりに工事中だったので、今回は御母衣ダムのダムサイトに寄り道。素晴らしい景観で迫力があります。


気持ちよく下り続け、白川郷・荻町集落に差し掛かりましたが、観光客が多すぎて落ち着いて過ごすことが難しそうです。結局道の駅「白川郷」にてちょっと早かったのですがお昼ごはんにしました[10:48]

熊うどんなど熊を使った料理が増えていたのですが、オーソドックスに白川郷定食。鮎の甘露煮が美味しかったです。うどんに入っている渦巻き蒲鉾が富山に来たな~という印象。

走行再開後なおも下り続けて、岐阜・富山県境の合掌大橋にさしかかりました。特徴的な構造をしていますので一見の価値ありです。というわけで富山県に突入。[11:16]


ここからは富山と岐阜の県境地帯で橋を渡るたびに都合13回だったか県が入れ替わりますが、それはどうでもよくて、この辺り一帯は「飛越峡」という渓谷で素晴らしい風景が楽しめます。こういうところではついつい脚が止ってしまいますね。


※積雪地帯ですので結構路面の荒れに注意が必要です。

新屋橋を渡り菅沼集落へ向かいます。

合掌造りの集落が何カ所かあるのですが、荻町にくらべてここ菅沼はこじんまりと落ち着いていて良いと思います。今回はベストポイントでオートバイの一団が記念撮影の後ルート検討を始めてしまったため、写真を撮るために大幅にタイムロス[11:55]。


これは痛い。結局どいてくれなかったし(T^T)

気を取り直して平からの登り返しに挑みます。



登り返しの途中に花が植えてあってほっこりしました。こういう気づかいは素敵ですよね(^^)
登り返しの頂上には沢水の吐出しがありましたので、顔を洗っていきました[12:41]

とにかく暑い。

そろそろボトルの水が心配になったところでちょうどよく霊水の看板が。


引き寄せられて行ってみると好ましい雰囲気だったのでボトルの水を空にしたのですが、そこで案内をみたら「飲用不可」とありました...いきなり水なしです。

近くに道の駅がありましたので休憩し、スノーシェッドが連続する坂道を下っていきます。
船でないと行くことが出来ない秘境の宿で有名な小牧ダムの遊覧船乗り場で休憩。


水道水をボトルに詰め、ついでに案内など見てみると...ウグイに自己紹介されたうえ餌をねだられました(^^;;

小牧ダムからちょろっと下ると庄川なのですが、集落にさしかかる付近に「瓜破の清水」の案内板があります。しかし看板の指す十字路がどの十字路なのかがサッパリわからず、今回も泣く泣く見送りました...
という訳で「示野」交差点にあるコンビニで休憩です。[14:26]
前回とほぼ同じ様な時刻に降りてきたようです。

走行再開後振り返りますと雲が垂れこめていまして、どうやら間一髪で降りてくることが出来た模様。しかし進行方向遠方にもやや怪しげな雲がでていますから油断はできません。



庄川の集落内で少し道を間違えましたが、問題なく予定ルートへ復帰。K11を北上していたら、ものすごい地名のバス停があり、思わず写真を撮ってしまいました。「野武士」しか乗れない模様です。

「安川」にてR359へ右折、東へ針路を取ります。この道は最初は集落の中を往く細い道なのですが、突如として両脇に歩道が現れて高規格になってから山中に入り、直登系の厳しい登りが連続しました。なんとかこなして富山の街へと下っていきます。

婦中大橋にて神通川を渡ると富山市です[15:34]。

R359は都市化の波に埋もれてしまっていてロードサイド店と住宅ばっかり、疲れているのを見計らってのんびり走る心づもりであえて南をかすめる様な計画だったのですが...
開き直って歩道をテレテレと進みました。もう疲れたの。

歩道テレテレのおかげで気力は回復しつつあったのですが、大日橋で常願寺川を渡るときに翌日走る辺りを見た途端に心が折れました。[16:19]

流石に数年前に崩落した林道をこの状況で進みたいとは思いません。よって、滑川までは行きますが、翌日は親不知を越えずに手前から輪行としました。
立山町あたりで大粒の雨にも降られてすっかり気力がなくなり、滑川までが異常に遠く感じました。ひたすら向い風でしたし。

まぁ、こんな看板もあることですし、とりあえず事故にならないよう安全運転を心がけ、18:00頃滑川の宿に到着。


心が折れたものの注意力はちゃんと生きていて冷静な判断ができた、という点は収穫。
走行中に心が折れることはしょっちゅうあるけど、ここまで折れたのは初めてかもしれません。

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