2014年10月22日水曜日

2014/10/20 徳島→今治

しまなみ海道へ自走してみる、二日目です。
当初計画では、距離的には徳島のネカフェで軽く仮眠を取ったうえで0時出発、尾道までその日のうちにいけちゃうんじゃないかという目論見でしたが、眠いこと眠いこと、結局ちゃんと睡眠をとることにして、ビジネスホテルに宿泊したのでした。

当初計画では夕暮れの中しまなみを行く、みたいなイメージだったんですが、常識的な時間に出発すると、しまなみがフル夜間になってしまいます。
名古屋からはるばる走ってきてるのに意味わからんので、今治宿泊に計画修正。ルートそのものは変更なしです。









夜が明けてみると雨が降っていましたが、7時ごろには小雨に代わりレインウェアなしでも行けそうな雰囲気でしたので、レインウェアなしで走行開始。この交差点で左折して<30>徳島鴨島線へ、阿波中央橋を目指します。

なんか川を渡ることになりましたので記念撮影。吉野川と勘違いしましたが、どうみても川幅が足りない。四国三郎って感じじゃない。
(ここは鮎喰川です)

というわけで、おかしいな、と思いつつ<30>徳島鴨島線を進んでいると、雨脚が強くなってきた印象。朝食もとっていませんので、ローソン徳島国府町井戸店にて補給がてらサドルバッグよりレインウェアを取り出します。[07:54]

西進して鴨島町知恵島でR318へと入り、阿波中央橋で対岸に渡ります。
今度こそ本物の吉野川です。結構遡っていますが、流石四国三郎、堂々たる川です。

対岸では<12>鳴門池田線(撫養街道) を走りました。おそらくR192よりはすいていて走りやすかろうとこのルートなんですが、路面がかなり荒れていて走りにくく、交通量も想定よりはあるので、走りにくい感じ。集落をバイパスする箇所がいくつかあり、自転車的に無駄なアップダウンがあるお約束的な地方主要道でした。もう少し下調べが必要でした。どうも土手上を走れるようなので、次の機会はそうします。

前日は300km近く走っていてそれなりに疲労していますので、だましだましの走行でなかなかアベレージが上がりません。モチベーションもかなり低い状態ですので、足を止めて石碑の前で補給食を食べたりと、前日とは好対照ののんびりモード。

(基本的には信号待ちのタイミングで補給食を取ると時間短縮に貢献します)

おそらく古い道筋だろうと思われるところを走ってみたり、土手上を走ってみたりと、兎に角走りやすさ優先で三好市に向かいました。
三好市三野の外れに、なぜか四阿がありましたので、ちょっと休憩していくことにしました。
なかなか凄いところにあります。

周囲を観察してみると、土手上を走っていけそうな雰囲気があるので、土手へ回ってみるとこの通り。下流からずっと走れるのかもしれず、ちょっと損した気分になるのですが、しばらく行くと中学校に行く手を遮られたりしたので、微妙に使いづらいのであります。


とはいっても、<12>鳴門池田線は走りにくいことに変わりがないので、徳島自動車道を潜るところで側道に回ってみたら、大当たり。なかなか良い道で気分良く走って土讃線の鉄橋まで来ました。池田ももうすぐですね。


土讃線の鉄橋を潜ったところで対岸に戻り、R192R32とつないでセブンイレブン三好池田町ウエノ店で休憩。[12:10]

計画では12時に徳島・愛媛県境の境目トンネルにたどり着いているはずなんですが、1時間程遅れてしまいました。まぁ今日中に今治までたどり着ければ問題ないのです。
以降の行程では晴れそうな雰囲気がありましたので、ここでレインウェアを収納しました。


池田近辺は狭隘なので道は片側一車線なんですが、四国四県の流動がクロスするので交通量が半端ないです。とても山あいの街のそれじゃありません。
補給確保を検討する必要がありますが、吉野川を渡らずに<267>白地州津線とした方が良かったかもしれません。

池田大橋を渡ってR192(伊予街道)で境目トンネルに向けて登り始めます。高知方面への交通量と比べれば、こちらの道の交通量はのどかなレベルで、精神的に余裕を持って登っていくことができました。しかしながらこの斜度でこの距離なら一息で行けるはずなのに、前日の走行が尾を引いてたまらず休憩。へろへろです。この日の道中はとにかく膝が痛くてだましだましの走行でした。

やっとの思いで境目トンネルに到着。歩道が狭いので車道を行く選択しかありませんが、前述の様に交通量が大したことないので、すいている時を見計らってトンネルを抜けました。


トンネルを抜けると豪快なダウンヒルで一気に下り、四国中央市へ突入。瀬戸内側は雨が降っておらずホッとしました。


しかしながらR11が走りにくいことこの上ない。車道を走ると精神的に消耗しますので、歩道に退避しつつ、とにかく安全に。
知らない土地を効率よく通過するには国道なり若番の県道なりがいいんですが、10番台の国道としては整備率低い感じで、いい道じゃありませんでした。

(※帰ってきて地図を見てみると、南には旧街道がありますし、海側には<13>壬生川新居浜野田線、土居からは農免道路もありますので、そちらに回るのが正解かもしれませんね。地元の方の情報が欲しいところです)

境目越えの適当なところで昼食を取りたかったのですが、結局取りそびれました。体を温めたかったので、コンビニではないところが良かったのですが、昼時を過ぎてしまったので、すき家11号四国中央三島店にて牛丼を補給。[14:30]


R11をこのまま走るのもどうかと思って、土居を通過中にナビを切り、<13>壬生川新居浜野田線へ回りました。「平和通り」という愛称がついているようで、R11に比べると天国のような道でした。ただし、このあたりの車は片側二車線でも自転車のすれすれを抜いていくのでかなり怖いです。車線をはみ出すことを極端に嫌ってる印象でした。これはR11でもそんな感じで、大型よりも一般車が怖いです。


西条を抜けるころにはとっぷりと日が暮れて、夜間走行に突入。安全運転でどうにかこうにか今治城に到着、やれやれ、酷く疲れました。



この日は事前調査不足を痛感しました。もっといい道があるはずです。

ともあれ、明日はしまなみです。来るところまでは来ましたので、あとはお楽しみだけですね。




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